25日、福島県大熊町の帰還困難区域にある災害廃棄物仮置き場で一部を焼く火事がありました。
25日、午後3時半ごろ関係者から「仮置き場の堆積物が燃えている」と通報がありました。消防では消防車10台を出して消火活動に当たっていますが、
午後6時半前にほぼ消し止められました。消防によりますと周りはフェンスで囲まれていて延焼の恐れはなく、けが人もいないということです。
環境省福島地方環境事務所によりますと、現場から最も近いモニタリングポストの放射線量測定結果は、火事の前後で大きな変化は見られないということです。
また鎮火後に仮置き場の敷地境界で空間線量の測定を実施する予定です。