福島県郡山市に住む60代の女性が、市役所の職員を名乗る男からの電話を信じ、現金180万円あまりをだまし取られる被害にあいました。

警察によりますと、15日午後3時ごろ、郡山市に住む60代の女性に『郡山市役所保険課のサカモト』と名乗る男から「保険金の返金があります。キャッシュカードの磁気が不良となっているので、動作確認のために近くのATMに行ってください」などと電話がありました。信じた女性は市内のATMに行き、電話で指示を受けながらATMを操作して、3回にわたり現金約185万円を送金したということです。

女性はその後、家族に相談して詐欺だと気が付き、17日に警察に届け出ました。

警察は、電話でお金の話をされたら詐欺を疑うことや警察に相談することなどを呼びかけています。