深刻な水不足に見舞われている福島県天栄村の羽鳥ダムは、18日、今シーズンの農業用水の供給を終了することが決まりました。

植野天斗記者(8月2日)「まとまった雨が降らない影響で、こちらのダムでは普段は見えない地面が見えてしまっています。」

雨が少なく、記録的な暑さが続いたことで水不足となっている天栄村の羽鳥ダムは、5つの市町村に農業用水を供給しています。16日現在、ダムの貯水率は17.57%で、13%以下になると水の供給ができなくなります。

羽鳥ダムの水を利用する矢吹原土地改良区では、この貯水率について今後も回復が見込めないことから、18日、水の供給を終了することが決まりました。

例年、水の供給の終了時期は8月末で、今年は2週間ほど早い終了となります。

※画像は8月2日の羽鳥ダム