夏休みの家族でのお出かけにぴったりな「昆虫の聖地」を目指す福島県田村市。ユニークな町おこし、そして「昆虫グルメ」が話題となっています。

全体のおよそ67%を山林が占め、自然あふれる田村市では、カブトムシなどの昆虫が多く生息しています。

市では、昆虫で街を盛り上げようと去年6月に「昆虫の聖地」を宣言。それを推し進めるため、新しい取り組みが始まりました。

安部遼アナウンサー「田村市に新しい課ができたと聞いたんですが…。」
田村市観光交流課・鈴木美智さん「こちらになります。」

案内されたのは…。

鈴木さん「こちらが昆虫課になります。田村市を虫で盛り上げていこうということで、全国にPRする課になっております。」

観光交流課が窓口となる仮想の部署「昆虫課」。7月に、全国で初めて設けられました。

安部アナ「何か来ました?!あの方は…?」
鈴木さん「昆虫課長のカブトン課長です。」

課長に任命されたのは、市の公式キャラクター「カブトン」。夜行性のため、日中の業務に制限はあるとのことですが、昆虫に関する話題を発信しようとやる気に満ちあふれています!

安部アナ「昆虫課の課長に任命されてどんなお気持ちですか?」
鈴木さん「昆虫課の課長になりまして、大変身の引き締まる思いだと申しております。」
安部アナ「課長に任命されまして、部下たちの働きぶりや様子はいかがですか?」カブトン課長「(グッド!)」