この暑さで注意したいのが、熱中症です。もし周りで熱中症の症状を訴える人がいた場合、どう対応すればいいのでしょうか?救急隊員に話を聞きました。

熱中症が疑われる場合、まず行うことは、意識があるか確認することです。

隊員「どうしました?分かりますか?」

そして、最も重要なのが、暑い場所からの「避難」です。

隊員「腕を組んでいただいて『抱え搬送』という形で引きずって木陰に連れていく。一人での搬送になります」

わきの下から腕を組み「抱え搬送」

木の影などがない場所では、バッグや自分の影で直射日光を遮るのも有効だといいます。

バッグで影を作る

つづいてのポイントは、体を冷やすこと。

隊員「体の表面に太い血管が出ている首や脇の下、太ももの付け根を冷やしていただければと思う」

保冷剤がある場合