福島県郡山市では7日から天文学の国際会議が始まり、秋篠宮妃紀子さまが開会式に出席されました。福島へのご来県は、およそ3年ぶりです。
秋篠宮妃紀子さまは、午前11時ごろ、郡山市ふれあい科学館を訪問し、天の川の秘密を探る特別プログラムをおよそ10分間、鑑賞されました。
郡山市ふれあい科学館・佐藤清史学芸員「星空に包まれて癒やしのひと時が感じられた宇宙に行くような体験ができたということをおっしゃっていただいた」
その後、紀子さまは、震災から12年が経った福島の実態を世界中に知ってもらおうと初めて県内で開催された、天文学に関する国際会議の開会式に出席されました。
式の中で紀子さまは「福島での会議が皆様に取りまして実り多きものとなり、宇宙と私たちの世界についての理解が一層深まることを願います」と述べられました。
式の後、会津若松市に移動された紀子さまは、江戸時代に少年たちが天文学を学んでいた日新館を訪問し、関係者からの説明に熱心に耳を傾けられていました。