新型コロナウイルスのワクチンの元になる薬をつくる工場が、福島県内で初めて南相馬市に完成しました。

南相馬市に完成したのは、千葉に本社を置く薬品製造会社「アルカリス」の工場です。ここで製造されたメッセンジャーRNA原薬から新型コロナウイルスワクチンなどが作られます。県内で新型コロナワクチンに関連する製薬工場ができるのは初めてです。

アルカリス・高松聡社長「私どもの製造の機能を利用してもらい、福島発の医薬品をそのような形で作っていくことも可能かと思う」

さらに今後、第2工場と物流施設もできる予定で、今年度、地元で40人ほどの雇用を目指すことにしています。