1日の福島県内は大気の状態が不安定となり、未明からの雷雨の影響でJRでは一部運休が出ました。1日夜遅くにかけて激しい雨が降る見込みで、引き続き土砂災害や川の増水に注意が必要です。

上空に寒気が流れ込んだ影響で福島県内は、大気の状態が非常に不安定となり、1日未明から午前中にかけ激しい雷雨に。

関根佑記者「JR郡山駅です。現在も一部の列車で運転を見合わせていて、改札口の前には多くの人が待機しています。」

この大雨の影響で、JR東北本線では上下線で始発から運転を見合わせ、正午すぎに運転を再開。磐越西線や水郡線なども一時運転を見合わせるなど、およそ6200人に影響が出ました。

水郡線の利用者「(午前)7時15分の電車に乗る予定だったのが今まで遅れてしまっていて、1時間半とか2時間くらい待っている」

東北電力によりますと、県内では、郡山市や田村市などを中心に、一時およそ8200戸が停電したということです。

小枝佳祐記者「建築現場の足場が一面横倒しになってます。」

この大雨の影響からか喜多方市塩川町では、工事現場の足場が崩れる被害も。

県内では、1日夜遅くにかけて雷をともない1時間に40ミリの激しい雨が降るところがある見込みで、気象台では土砂災害や川の増水などに注意を呼びかけています。