仮設住宅を再利用「新しい人の流れを」
佐藤さん「浪江の方が避難先で住んでいたのに使っていた仮設住宅、木材を使わせていただく形で土地の記憶とかを受け継ぎながら新しい場所を作れたらなという感じです」
土地の記憶を受け継いだ、新たな酒蔵を自分たちの手で作り上げます。

この日は、「haccoba」のスタッフのほかに、南相馬市や浪江町から、およそ50人が駆けつけました。
南相馬市原町区から来た人「前からhaccobaさんの名前を聞いていて興味があって、会社の先輩にこういうことやっているから行ってきたらどうだということで、会社を休んで来ました」
浪江町から来た人「私も浪江町の出身なんですけど、地元の浪江を少しでも盛り上げる力になれたらいいなと思って参加させていただいています」
メンバーのなかには、小高区で旅館を営む小林友子さんの姿もありました。旅館でも「haccoba」のお酒は好評です。
小林友子さん「haccobaの佐藤さんはよく知っているので、お酒もうちで扱っている」
Q.期待しかない感じですか?
粉や資産「そうだね、皆やっているじゃないですか、応援してあげないと」
佐藤さん「ただただ、ありがたいです。ときに怒られながら攻めたチャレンジをしていくことで、また新しい人の流れを作っていけたらいいなと思っています」

浪江町の新たな酒蔵は、6月中には完成する予定です。