JAL撤退、震災、コロナ…利用者減少続く
福島空港が開港してからの搭乗者数をまとめました。
1999年度まで増加していて、ピーク時には75万7625人も搭乗していました。
しかし、そこから少しずつ利用者が減って、2009年に日本航空が撤退、2011年に東日本大震災や原発事故が起きたことで利用者減に拍車がかかりました。
さらに、コロナの影響で2020年度は過去最低の6万8355人に。ただ、その後は行動制限緩和などにより回復傾向にあります。

経営は、実は5億円超えの赤字が続いています。
さらに、コロナ禍になって航空機の着陸や停留にかかる料金を0円としているため、赤字が膨らんでいて、県税で賄っている状態です。

県の担当者は「財政が厳しい中でコロナになり、さらに苦しい経営を強いられる今年は30周年という節目の年。国際チャーター便も戻ってきたのでコロナ前の利用者数に戻すことが目標」と話していました。










