奇跡的に被害を免れた純米酒が売り出されました。
ことし6月、喜多方市で江戸時代から続く老舗の酒蔵、笹正宗酒造から火が出て国の有形文化財の酒造りの施設や事務所などが全焼しました。
しかし2つの貯蔵タンクに仕込んであった純米酒3千700リットルは火の手を逃れました。その後、仲間の蔵元の協力もあって製品として出荷され、5千本の数量限定で今月10日から県内で売り出されました。
「笹正宗1818―2026ー」と名づけられたこの純米酒、感謝の気持ちと、再び同じ場所で酒づくりを続けていくという強い思いが込められています。
純米酒を販売する しんたに新谷正樹社長 「すごく反響があります。待っていたという声が大きかったですね。あと頑張ってねという声とともにいただいて。聞いている私の方がうれしくなるような」
地元、喜多方市の酒店でも訪れた人が次々に買い求めていました。
喜多方市民「よかったですね本当にいずれ再生するでしょうから期待みんなしてるんじゃやないですか」
名古屋市から来た人「たまたま来たらそんあ話聞いたんでこりゃ買わなきゃねと」
建物の解体やがれきの撤去に多額の費用がかかるなど大変な道のりの中、笹正宗酒造は来年1月にも酒蔵再建の着手を目指しています。










