このところ、あらゆる分野で「AI」=人工知能が取り入れられていますが、福島県立医大などの研究グループは、世界で初めて、多くの人が簡単にAIを使って糖尿病による人工透析のリスクを予測するシステムを開発しました。(3月24日放送)

システムを開発したのは、福島県立医大や千葉大学などでつくる研究チームです。普段の健康診断の検査の数値をいくつか入力するだけで、糖尿病を5つのタイプに分け、将来的に人工透析が必要になるリスクがどの程度あるか判定します。あわせて治療の指針も示すことができます。

県立医大・島袋充生教授会見「普通の患者さんひとりずつ、色々な特徴が異なるということがわかっているんですが、5つに分けた上で、何をどの時期からどの薬を使ったほうがいいとかおそらく明らかになると考えている」

このシステムは、県立医大のウェブサイトなどで早ければ5月から利用できるようになるということです。県立医大によりますと、多くの人がAIを利用して人工透析のリスクを確認できるシステムは世界で初めてです。データを入力するとわずか十数秒で人工透析のリスクを判断するということで、この技術をオープンにして広く利用できるようにしたいということです。