「自殺希望者の心情に漬け込んで…」

判決によりますと、岸波被告は、おととしから去年1月にかけて、福島県内や山形県などの10代から20代の男女5人にSNSで「一緒に自殺しよう」などと誘い、首を絞めたり、練炭コンロを準備したりして自殺を手伝いました。一連の事件では、5人のうち4人が亡くなっています。

送検される岸波被告

6日の判決公判で、福島地裁郡山支部の下山洋司裁判長は「自殺ほう助などを常習的に行うこと自体、生命軽視の著しさを如実に示すものである」と指摘。そのうえで、「自殺希望者の心情に漬け込んで自らの欲望を満たそうとする卑劣で自己中心的な意思決定は厳しい非難に値する」として、岸波被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました(求刑は6年)。