前代未聞の巨額不正融資
いわき市に本店を置く「いわき信用組合」。第三者委員会の調査で、およそ20年間にわたり、顧客の口座を無断で開設したり、う回融資を行ったりして、少なくとも247億円にのぼる前代未聞の不正融資を行っていたことが分かりました。無断で作られた一般の顧客名義の口座は260件にのぼるとみられています。

不正融資は震災前が多いものの、震災後に公的資金が注入された後もあったとしています。
第三者委員会・金田康裕弁護士「特定の人物が人事権を掌握、パワハラ等による上意下達の組織風土があった」
報告書では、経営のトップとして理事長や会長を去年まで20年間務めていた江尻次郎氏をはじめ、歴代の役員の責任を指摘しています。














