地域で生産された食材を消費する地産地消に取り組もうと、福島県いわき市の小学校では地元で生産された青パパイアを使った給食が提供されました。

いわき市四倉町の大浦小学校で、給食の時間、子どもたちがおいしそうに食べているのは…。

「青パパイア!」

南国の果物、パパイアを使ったスープです。使用する青パパイアは、完熟する前のものでシャキシャキとした食感は、野菜として様々な料理に使用することができます。いわき市四倉町にある畑では、午前中、大浦小学校の子どもたちが収穫を体験しました。

児童「楽しいです」
児童「楽しかったしうれしかった」

農園の佐久間英行さんは、新たな特産を作ろうと3年前から休耕地を借りて栽培を始めました。コメぬかなどを加えて土地の改良に取り組み、収穫量は毎年増え続けています。

麦わらファーム・佐久間英行さん「販路を拡大して規模をまだまだ増やしたい。一日も早く畑を完全なものにし、観光農園にしたいというのが夢です」

いわき市では、学校給食の地産地消に取り組んでいて、7日は、市内の小学校6校の給食で青パパイアを使った料理が振る舞われました。

児童「パパイアおいしい」
児童「おいしかった。甘い味がした」

いわき市の新しい名物となりつつある青パパイア。教育委員会では、今後も地元の食材を給食に取り入れたいとしています。