法廷でも、自分の都合の良い所は覚えていて都合の悪い所は覚えていないと言うなど、池田被告の態度を見ていても反省しているようには見えませんでした。池田被告は自分が犯した罪に真摯に向き合っていないと強く感じました。

事故当時に供述していた故意に赤信号を無視したとした内容を覆し、事故直前のことは「覚えていない」「記憶がない」を連発して、「信号機を見ていない」事を強調し、その理由を飲酒の影響のせいにして、自分の犯した罪から逃れる言い訳に終始した態度だったからです。これは、遺族だから感じたというだけではなくて、おそらく傍聴されていた人の多くも同じく感じられたと思います。このように言い逃れしていることからも、池田被告が自分で言っていたように身勝手で自分に甘い性格だといえます。このような池田被告の発言は到底信じられませんし、許されてはいけません。