福島県伊達市の特産・あんぽ柿を使ったグミの販売が、全国で26日から始まりました。

毎年秋になると一面に広がるオレンジ色のカーテン。100年以上の歴史を持つ伊達市の特産品・あんぽ柿です。なんと、そのあんぽ柿が初めてグミになって登場しました。

27日に伊達市で開かれた会見で紹介された「ネクター果実食感グミあんぽ柿」。26日から全国で販売が始まりました。食品メーカーの不二家が、伊達市とJAふくしま未来と共同で開発、製造は伊達市にある不二家の工場で行われていて、地産地消に貢献するねらいがあります。

グミに使われているのは、伊達市産のあんぽ柿と生柿のピューレを混ぜたジャムで、あんぽ柿特有の上品な甘みと深い風味が特徴です。須田博行市長は、会見であんぽ柿のおいしさを全国の人に知ってもらうきっかけになればと話しました。

伊達市・須田博行市長「このグミを食べていただくことであんぽ柿のおいしさが浸透して、あんぽ柿そのものも多くの皆さんに食べていただけるのではと思っている」

気になるお味は?

鈴木夕里菜アナウンサー「いただきます!あんぽ柿のようなトロッとした食感で上品で濃厚な甘みがおいしいです」

伊達市のあんぽ柿が使われたグミは、26日から全国のスーパーやコンビニで数量と期間限定で販売されています。