福島市は「危機管理対策本部」設置
連日のクマ出没を受けて、福島市は3日午後、対策本部会議を開きました。
福島市・木幡浩市長「今回のクマの状況に対して、市としては危機と捉えて全庁を挙げて取り組むということで、危機管理対策本部を設置することにした」

市によりますと、今年4月から6月までのクマの目撃件数は62件で、去年の同じ時期よりおよそ40件多くなっています。クマによる人的被害も懸念される中、会議では、河川敷の樹木の伐採を加速させることなどを確認しました。
また、市街地につながるクマの移動経路に、クマが嫌がる音や、臭いがする装置を設置することも検討しているということです。
県内では2日、西会津町で80代の男性がクマに引っかかれる被害も出ていて、県は、中通りと会津にクマ出没特別注意報を出して注意を呼びかけています。
