各地で不作 ふるさと納税にも影響

会津若松市で直売とサクランボ狩りを行っている会津さくらんぼ村では、収量が例年の半分ほどに減りそうということで、例年6月10日ごろから始まるサクランボ狩りは、期間を1週間ほど短くして実施することを決めています。また、価格を上げない代わりに、これまで配布していた割引クーポンの利用を停止するということです。

また、県南地方の鏡石町にある「ナガダン」でも、今年は実がならず、毎年行っていたサクランボ狩りを実施しないとしています。

JAふくしま未来では、開花の時期に強風や低温、雨などの天候不順で受粉をするミツバチが動かなかったことが要因としています。

さらに、毎年人気を集めている福島市のふるさと納税は、5月下旬の段階でサクランボの在庫が確保できなくなる見通しを立て、取り扱いを停止。今後、在庫の見込みが立てば再開するとしていますが、担当者は厳しいのではないかと話していました。