特集はシリーズ「気になる現場」。
今回取り上げるのは「マイナンバーカード」です。
まだ作っていないという人も多いと思いますが、政府は健康保険証をマイナンバーカードと一体化し、紙の保険証を再来年の秋にも原則廃止する方針を示しています。


保険証がもし廃止となれば、多くの国民がマイナンバーカードを持たなければならなくなるので「事実上の義務化」と捉えることができます。

しかし、課題となっているのが低い普及率です。
政府は来年の3月までにほとんどの国民にマイナンバーカードを普及させたい考えですが、9月末の時点で全国での普及率は49・0%。半分ほどに留まっています。
そして、福島県内の普及率は全国平均よりさらに低い43・9%全国40番目の低さとなっています。