福島県内で最も若い、40代の市長が誕生しました。20日に投票が行われた郡山市長選挙で、無所属で新人の椎根健雄さん(48)が新人4人の争いを制して初当選しました。
任期満了に伴い行われた郡山市長選挙は、元県議で無所属の新人、椎根健雄さんが5万4639票を獲得。新人4人の争いを制して初当選しました。

椎根健雄さん「この郡山市を前進させることによって、周りの町村であったり、この福島県が前進できる、そういった力強いけん引役としてこの郡山市を引っ張ってまいります。よろしくお願いいたします」
椎根さんは48歳。県内の現職の市町村長では最も若く、郡山市長としても最年少、初の40代の市長です。
一方、市長選2度目の挑戦となった勅使河原正之さんは、1万3000票あまりの差で及びませんでした。
勅使河原正之さん「皆様のご期待に添えなかったことを悔しくて、残念に思っております」
投票率は40.28%、過去2番目の低さでした。
一夜明け、事務所で自身の号外の記事に目を通し、あらためて当選を実感した椎根さん。これまでの選挙と違う目覚めだったといいます。

椎根さん「きょうの目覚めのほうが緊張感がありました」
12年ぶりの新しい郡山市長となる椎根さんの任期は、27日から4年間です。