今年も新米の季節が始まったわけですが、このほど、政府が示す予定の今年の新米の需要と供給の見通しがわかりました。

関係者によりますと、向こう1年間のコメの需給見通しについて▼生産量が728万トン~745万トン程度▼需要量は697万トン~711万トンと見込んでいるということです。つまり、生産が需要を10万トン~40万トン程度上回るという推計ですね。
備蓄米の放出による供給の増加もあわせると、民間のコメの在庫量は10年ぶりの高い水準まで回復すると見通しています。

一方、価格の方はというと、8月25日~31日の平均店頭価格は、5キロあたり3891円でした。前の週より115円上がって2週間ぶりの上昇となりました。
価格の高い新米が出回り始めていることが主な要因とみられています。これから本格的に新米が出回る季節ですが、消費者にとっては、まだまだ気になる状況が続くことになりそうです。