村の植物でジン作り

去年11月、川内村にオープンしたジンの蒸留所「naturadistill(ナチュラディスティル)」。自然を指すラテン語のナチュラと、蒸留を指す英語のディスティルをかけ合わせた造語です。

蒸留所を立ち上げた大島草太さん(28)。高橋海斗さんとジンを作っています。

大島さん「これはタチバナなんですけど、色々な植物をアルコールにつけている状態。それぞれのタンクで別々のフルーツとか植物を漬け込んでいます」

木の実や植物が織りなす香りを、炭酸水などで割って楽しむジン。大島さんのジンには、川内村に育つカヤの実やニオイコブシなど、5種類の植物が使われています。ジンは、サトウキビなどを蒸留させたアルコールに、香りの元となる植物をそれぞれ漬け込みます。その後、再び蒸留し、最後に別々に蒸留したものをブレンドします。

大島さん「漬け込み過ぎるとちょっといやな香りが出てくるので、そこの一番いいタイミングを見極めて引き上げて蒸留している」