電気自動車(EV)は、ガソリン車に比べると高価なイメージがありますが、そんな従来のイメージを覆す低価格を実現した電気自動車が、14日、福島県郡山市のイベントに登場しました。
13日から郡山市で行われている「ふくしま再生可能エネルギー産業フェア」。県内外から集まった180を超える企業が、再生可能エネルギーの最新技術や製品を展示し、紹介しています。
この中で注目を浴びていたのが、京都のベンチャー企業「フォロフライ」が企画・開発した電気自動車、EVトラックです。通常のEVトラックと大きく異なるのはその「価格」です。
フォロフライ・中尾源COO「我々の車両の最も大きなポイントは低価格であることで、410万円。これはガソリン車同等の低価格となっている。」
EVは、バッテリーが高価で販売コストの大半を占めますが、フォロフライは「EV大国」中国から安くバッテリーを調達することで、従来の半分以下の低価格を実現しました。
井上和樹アナウンサー「気になるのはその運転性です。500キロの鉄アレイを載せた状態で試乗します。それでは出発します」
井上アナ「重い荷物を載せているんですが、加速が非常にスムーズです。ハンドリングも滑らかです」
フォロフライ・中尾源COO「SDGsに対応しながらも、経済的にメリットのある商品であることが強み。このEVでゼロカーボンに我々も貢献できると考えている。」