みなさんは「ジョッキーベイビーズ」をご存じでしょうか?騎手を目指す子どもたちの夢舞台です。3年ぶりに開催されたこの大会に、福島市の中学生が出場しました。
福島競馬場で練習に励んでいるのは、福島乗馬スポーツ少年団。小学生から高校生までが所属しています。
サラブレッドを乗りこなす団員の中に、小さなポニーに乗っている少年がいます。
福島市の中学1年生、松浦太志くんです。

松浦くんがポニーに乗っているのには、理由があります。
『全国ポニー競馬選手権ジョッキーベイビーズ』。
小学4年生から中学1年生が出場できる大会で、乗馬に励む子どもたちの夢の舞台です。松浦くんは、その東北・新潟地区予選を勝ち上がりました。
松浦太志くん「ポニーはサラブレッドより背中が狭い。少しふらついただけでバランスを崩してしまって、落ちてしまうので難しい。」

決勝大会まで1週間に迫ったこの日は、練習にも熱が入ります。
4歳のとき、お父さんに連れて行ってもらった福島競馬場で、目の前を疾走する騎手に魅了された松浦くん。

小学生になってから乗馬を始め、将来の夢、騎手を目指しています。

いまは学校が終わってからも練習するなど、週6日乗馬に打ち込んでいます。
そんな松浦くんの憧れは、あのトップジョッキーです。
松浦くん「憧れの騎手は武豊騎手です。福島競馬場に来ていたので見たことがある。オーラがすごくてかっこよかった」

地区の代表としてジョッキーベイビーズに出場する松浦くんには、大切にしていることがあります。
松浦くん「馬や教えてくれる人がいないと上達できないので、毎日感謝している」
周りへの感謝の気持ちを忘れずにいざ、大舞台に挑みます!