福島県内に甚大な被害をもたらした、2019年の台風19号・東日本台風から10月12日で3年です。

会津美里町の小学校では11日、防災への意識を高めようと水害について学ぶ出前授業が開かれました。

会津美里町の新鶴小学校で行われたこの出前授業は、集中豪雨などによる水害や土砂災害を学んで防災への意識を高めてもらおうと、県の会津若松建設事務所が開きました。

授業には、5年生およそ30人が参加し、2011年に発生した新潟・福島豪雨の映像などを見て理解を深めました。

そのあと、ボランティアの職員が土石流や崖崩れのメカニズムを模型を使って説明し、子どもたちは、災害の危険性や避難の重要性について学んでいました。

参加した児童「土砂崩れが起きたときにどこに避難すればいいかよくわかった」
県会津若松建設事務所河川砂防課・小宮山公治主査「崖崩れや土石流の仕組みをわかってもらって、大雨が降る前に避難してほしい」

水害についての出前授業は、今後も行われるということです。