福島大学の学生が、福島県内で発生した交通事故のデータをもとに、飲酒運転による事故の特徴などを研究し、結果を発表しました。

福島大学では、県内で発生した交通事故の特徴などを研究していて、17日、学生14人が、県警察本部で研究の結果を報告しました。

大学生「福島県の飲酒運転事故率は47都道府県中ワースト3位であることが分かりました。福島県は、人口に対して飲酒運転が高いのでないかと考えました」

飲酒運転をテーマに扱った班によりますと、2023年までの7年間に発生した飲酒運転による事故を分析した結果、運転手は、厳罰化された2002年以前から運転していた40代から60代の男性が多かったということです。防止策としては、マスコミによる検問実施についての報道が有効と報告されました。

福島大学共生システム理工学類2年・平野友鵬さん「自分の親の世代が40代50代なのでしっかり注意していきたいのと、今後自分たちもその年代になってくるので自分たちからどんどん飲酒運転をなくしていきたい」

県警察本部では、学生たちの分析結果を今後の対策の参考にしたいとしています。