福島県いわき市では、使われなくなったガラスを農業などに使える新素材へとリサイクルする取り組みを始めています。

真っ赤に染まったイチゴ。いわき市のハウスでは、いま、旬を迎えています。土を見てみると、軽石のような物体が。「スーパーソル」と呼ばれ、使われなくなったガラスを再利用したものです。

製造するのは、いわき市で産業廃棄物の処理などを手がける「鷺斫(さぎはつ)り」です。30年ほど前から、廃材のリサイクルに力を入れています。去年6月には、工場を新設し、スーパーソルの試験的な製造を始めました。

鷺斫り・鷺弘海社長「最終的にガラスくずに関しては埋め立て処分でまかなっていたんですが、たまたま色々な方とお話の中で、ガラスのリサイクル設備があるということで今回導入したのがきっかけです」

鷺社長