インフルエンザについて、福島県内の感染者数は1医療機関あたり30人未満となり、およそ1か月ぶりに警報レベルを下回りました。

県によりますと、1月19日までの1週間に県内82の医療機関で確認されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたり20.43人で、前の週より15.79人減りました。感染者数が警報レベルの30人を下回るのは、およそ1か月ぶりです。

地域別ではいわき市が36.46人、県南が29.00人、会津が25.20人などとなっています。

一方、新型コロナについて、県内の感染者数は1医療機関あたり9.38人で、前の週と比べ2.10人減りました。

年代別では、10歳未満が17.3%と最も多く、次いで80歳以上が15.2%、70代が12.1%となっていて、子どもと高齢者を中心に感染が広がっています。県は、引き続きこまめな手洗いや換気など、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。