2月に開かれる「白河だるま市」を前に、江戸時代から300年近く続く白河だるまの製作が、最盛期を迎えています。
福島県白河市の「渡辺だるま店」では、朝から職人が1つ1つ丁寧な手作業でだるま作りを行っています。白河だるまは、産業振興のため、江戸時代後期に製作が始まったとされ、300年近い歴史を誇ります。

眉には「鶴」、ひげには「亀」など、縁起物が描かれ、丸みがあって穏やかな顔が特徴です。渡辺だるま店では、2月に開かれる白河だるま市に向けて、毎日およそ300個、当日までにおよそ3万個を作る予定だということです。
渡辺だるま店・渡辺幸子さん「(製作は)ちょっと遅れ気味、頑張っている。今年のだるま市は暖かくなりそう。たくさんの人においでいただいて、福をたくさん持ち帰っていただきたいと思いながら作っている」
白河だるま市は、2月11日に開かれます。











