福島県いわき市と双葉郡で路線バスを運行する新常磐交通は、燃料費の高騰などから4月から運賃を引き上げる方針を明らかにしました。
新常磐交通は4月から170円だった初乗り運賃を30円引き上げ、200円にするなど、路線バスの運賃を30円から100円引き上げる運賃の改定を、20日、東北運輸局に申請しました。
運賃の値上げは平均13%で、値上げは2023年11月以来、抜本的な運賃の改定は消費税増税に伴うものを除いて17年ぶりです。
値上げの理由について、新常磐交通は、利用者の減少と赤字経営が続く中で、燃料費の高騰や修繕費用のアップなど事業の維持が限界にきているとしています。また、サービスの向上に真摯に取り組み、使命を全うしたいとしています。










