福島県浪江町の帰還困難区域、津島地区の女性が撮影したふるさとの姿を集めた写真展が、三春町で開かれています。
三春町のカメラ店で開かれているのは、津島地区から避難している馬場靖子さんの写真展です。小学校の教員だった馬場さんは、震災前から、津島の人々や日常の風景をカメラに収めてきました。また、原発事故の後は、変わりゆくふるさとの姿も撮影し続け、10月には写真集も出版しました。
馬場靖子さん「ふるさとって、やっぱり人間にとって必要なんだなと、なくなって初めて大きさを感じられた気がします」
写真展は21日まで、三春町の「フォトギャラリーいとう」で開かれています。
