福島県西郷村の民有地に許可なく違法な盛り土が作られた問題で、警察は20日、県の改善命令に従わなかった疑いで、埼玉県の男性を書類送検しました。
西郷村真船の住宅近くに作られた危険な盛り土について、福島県は今年6月、造成した埼玉県の男性に対して災害を防ぐため改善命令を行いましたが、対応がとられず、11月に男性を刑事告発しました。
この埼玉県幸手市の男性(68)について、警察は20日、県の改善命令に従わなかった盛土規制法違反の疑いで書類送検しました。
警察によりますと、盛土規制法違反の容疑で書類送検されるのは全国で初めてで、任意の調べに対して、男性は容疑を認めているということです。
県によりますと、問題の盛り土は今年8月から行政代執行による撤去を行っていて、これまでに、おおむね完了したということです。











