福島県いわき市のスーパーでは、あまり出回ることがない「サメ」と「エイ」を使った新商品の販売が始まりました。
ホシザメのお寿司に、アカエイの唐揚げ。いわき市の沿岸では、小型のサメ「ホシザメ」や「アカエイ」が水揚げされますが、調理方法が確立されていないため、一般的にはあまり出回っていません。

そこで、いわき市のスーパー「マルト」が新たな常磐ものを名物化するために立ち上げたのが、「スターシャーク・エイプロジェクト」。6品の新商品を含めた10種類の販売が、5日から始まりました。
「ホシザメの握り寿司」は、イクラやレモンジュレを加えたものなど、4種類の寿司が味わえます。

水津邦治アナウンサー「うーん。高級な白身魚を食べているような味です、いける!おいしい」
続いて、「アカエイの唐揚げ」。カレースパイスを加えて風味良く、食べやすい味付けになっています。
水津アナ「身がプリプリしていて、カレーの風味が口いっぱいに広がって、最高です!」
また、甘酢ショウガで煮たアカエイの甘酢煮も食欲をそそります。訪れた買い物客たちは、新しい開発商品を手に取っていました。

市内からの客「サメ・シャークの寿司です。気になって食べてみようかなと思って」
マルト商事寿司課・草野雄大さん「まだまだ食べたことのない魚だったり、見たことのない魚があるので、そういうものをお客様に伝えて、もっともっと常磐ものが広がっていけばいいなと思っています」
マルトでは、商品を今後さらに開発することで、いわゆる未利用魚の流通量を増やし、県内の漁業の復興に役立てたいと話しています。










