12月2日から、いまの健康保険証が新しく発行されなくなり、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の本格運用が始まりました。福島県内の「マイナ保険証」の利用率は、10月末までに19.85%、全国平均のおよそ16%は上回っていますが、2割に満たない状況です。身近な医療の現場では準備が進み、利用を呼びかけています。
これまで、保険証を使って薬の処方を行ってきた福島市のけやき薬局では、去年から専用の機械を導入してマイナ保険証での受付を勧めています。多いときで、10%から11%ほどの患者が利用しているといいます。

まだ多いとは言えない利用率ですが、マイナ保険証を使うメリットは大きく2つあるといいます。