受け入れに向け手話の講習も
サッカーの聖地、そして復興のシンボルにもなっているJヴィレッジ。たくさんの選手が一緒に入れる食堂や、ゆったりとしたスペースの宿泊設備など、快適に過ごせる空間が整っています。宿泊する部屋から見ると、ピッチは目の前。練習や試合の会場が近いことも、利用者に人気ということです。

Jヴィレッジでは、受け入れ態勢を整えるため、すでにスタッフ向けの講習会が始まっています。およそ30人が参加し、聴覚障害者の現状や手話の基礎知識を学びました。
売店のスタッフ「接客なので、手話のありがとうとかすみませんとかがためになった」
Jヴィレッジ ホスピタリティ事業部・木村朋華さん「コミュニケーションをとるにあたって、普段とは違うので、難しいところも出てくると思うが、しっかりとアイコンタクトを取って、選手たちが不安にならないように一生懸命さが伝わるような対応をしたい」
Jヴィレッジでは、スタッフに自信を持っておもてなしをしてもらうため、今後もデフリンピック開催まで、手話の講習会を複数回予定しているということです。