「公費節約」ベンチやテーブル寄付募る
広場の名前は「駅前にぎわい広場」。面積はおよそ2500平方メートルで、再開発エリアの約4分の1にあたります。10月から、2026年2月までの期間限定で設けられます。午前7時から午後9時までであれば誰でも気軽に使える場所です。日常的には、ベンチでの休憩や飲食などを想定し、イベントでの利用も市のHPから申し込めば、再開発組合の協力で無料で利用できます。

市は、ベンチやテーブルは市民から寄付を募ることにしています。
福島市・木幡市長「できるだけ公費を節約して、市民の皆さんの協力のもとに広場の活用を進めていきたい」
福島駅東口の再開発ビルは、相次ぐ計画の見直しで当初の予定から2年遅れの2028年度に完成する予定で、広場は、工事が始まるまでの期間限定となります。この取り組みが駅前のにぎわいにつながるのか、街の人は…。
20代「お昼はコンビニや近くのごはん屋さんに行くので、広場ができればそこで食べる機会も増えて交流の場が広がる」
70代「広場はたくさんあるし、郊外に行けばいっぱいある。ここに作らなくてもいい気がする」
70代「お金は一時かかったとしても、もっと有意義に、本当に市民が求めているならいい」
50代「なるべくならもうちょっと夢のあるような感じで、心躍るようなものにしてほしい」
福島駅東口の再開発ビルは、29年度の開業を目指しています。広場では、すでに秋祭りや蚤の市など、決まっているイベントもあるということで、工事が始まるまでの期間で人が集まる場所にできるのか、人の流れはできるのか、注目です。










