福島県猪苗代町の食品会社が、町の支援学校の生徒とコラボして「ご飯のおとも」として人気の万能調味料の新商品を開発しました。ポイントは山菜です。

猪苗代支援学校で行われた新商品発表会。プロジェクトに参加した高等部の生徒や、猪苗代町の食品会社「吾妻食品」の関係者が出席しました。

披露された新商品はその名も「うまくてごめんな山菜(さんさい)」。吾妻食品の人気商品、ショウガを使った万能調味料「うまくて生姜(しょうが)ねぇ」をベースに、生徒たちが話し合い、食感や栄養を考え、山菜をかけ合わせました。

味の研究や、パッケージのデザインも高等部の生徒が担当し、およそ1年かけて商品が完成しました。

猪苗代支援学校 高等部2年・星野茉莉亜さん「おいしいという気持ちや、こういう食材も合うんだなという思いで食べてほしい」

この商品は、10月4日から道の駅猪苗代や道の駅ばんだいで販売される予定で、ごはんの他にも、うどんにかけたり、卵焼きに加えたりするのもおすすめだということです。