東北新幹線は19日朝、車両の連結が外れたことにより、東京から新青森駅の間で5時間にわたって上下線で運転見合わせとなりました。
列車内のアナウンス（視聴者撮影の動画より「車両故障が発生しております。現在状況を確認しております」
突然、列車内に流れた車両故障のアナウンス。19日午前8時ごろ、東北新幹線の上り「はやぶさ・こまち6号」が、宮城県内を走行中、車両の連結が外れ、緊急停車しました。
JR東日本によりますと、列車にはおよそ320人が乗っていましたが、けが人はいませんでした。この影響で、東北新幹線はおよそ5時間にわたり、東京と新青森駅の間の上下線が運転見合わせとなり、福島駅でも窓口などが一時混雑しました。
浦部智弘アナウンサー「JR福島駅の改札口前では、電光掲示板を見て立ち止まる人や、みどりの窓口では途切れることなく列ができています」
東京に向かう人「明日発（の飛行機）なので朝早いので、前泊できょう東京まで移動する。できるだけ早く復旧してほしい」
午後1時すぎ、全線で運転を再開しましたが、午後5時現在も一部に運休や遅れが出ています。JR東日本よりますと、これまでに72本が運休となり、影響のあった利用客はおよそ4万5000人だということです。
JR東日本は、連結が外れた原因を調べています。
