大堀彩(会津若松市出身)初の五輪で健闘

一方、女子シングルス準々決勝には、会津若松市出身の大堀彩が挑みました。27歳で掴んだ初めてのオリンピックの舞台です。

強豪・富岡高校出身の大堀。東京オリンピックでは、選考レースに敗れ、一時は引退も考えました。しかし、コーチを務める父・均(ひとし)さんと二人三脚で夢を追い続けました。そして掴んだ夢の舞台。パリへの出発前、こう話していました。

大堀彩選手「パリの舞台でも皆様に、感謝の気持ちというものをコートの上で表していけるように、精一杯頑張っていきたいと思っています」

大堀選手

「感謝の気持ちをー」。大堀は、リオオリンピックの金メダリストに相手に第1ゲーム序盤、リードを奪います。しかし、その後は逆転され、食らいつく展開に。第1ゲームを落とし、続く第2ゲームも粘りを見せますが、0対2のストレート負け。初出場のオリンピックは、ベスト8と健闘しました。

大堀彩選手「本当にたくさんの人たちに支えられてこの舞台に立つことができたので、皆様の前でセンターコートでプレーすることができてすごくよかった。この舞台にたどり着けてよかった」