梅雨を前に、水害対策のひとつとして、水田の「水を貯める機能」に注目した、いわゆる「田んぼダム」の取り組みが広がっていて、7日、初めて現地で説明会が開かれました。
水田を囲んで説明を受けるコメ農家の人たち。中身はコメ作りの講習会ではなく「水害対策」です。
福島県石川町で開かれた説明会は、雨の降り方が年々激しさを増すなかで、水害を軽減するため、一時的に水田に水を貯めるいわゆる「田んぼダム」の取り組みを知ってもらおうと開かれました。
「田んぼダム」は、水田の排水口に「堰板(せきいた)」と呼ばれる板を設置することで、排水量を少なくします。

担当者「小降雨だとなるべく流れないように、堰板で阻害して水を貯める。ただ、水位が増えていくごとに排水量も増えるので、安全に田んぼに水を貯められる」










