同様の強盗事件、2週間で4件発生
山間部の一軒家を狙った強盗事件は、ほかの県でも起きています。
1件目は栃木県日光市で4月30日。2件目、3件目が長野県松本市と群馬県安中市で発生していて、福島県南会津町も含めれば、ここ2週間であわせて4件起きています。

警察によりますと、栃木県日光市の事件では、住人の男性が就寝中、突然男2人から「金、出せ」と脅され体を押さえつけられ、頭を殴られるなどしました。
さらに、男性は、はさみで脅された上、ネクタイで両手両足を縛られ、現金3万4000円が入った財布などを奪われたということです。
4つの事件に共通しているのは、
▽2人組の男
▽被害者の体を縛る
▽未明の犯行で周辺に住宅が少ない という点です。
このうち福島を含む3つの事件では、外国人の犯行の可能性もあるとみられています。
栃木、群馬、長野の3県警は、合同の捜査本部を設置して逃げた男らの行方を追っていて、福島県警も、強盗傷害の疑いで逃げた男の行方を追うとともに、他県の事件との関連も調べています。