障害者雇用「法定雇用率」達成企業はほぼ半分

今回のオフィスは、障害者が活躍できる場を確保するとともに、企業の法定雇用率の達成を手助けする役割があります。

法律で定められた法定雇用率は、40人以上の従業員を抱える事業主が雇用する義務がある障害者の数を表したもので、この数字が今年4月に2.5%に引き上げられました。

例えば、40人の会社では1人以上の障害者を雇用することになりますが、厚生労働省のまとめでは、法定雇用率を達成している企業はほぼ半分の50.1%にとどまっています。

一方、障害者数の推移を見ると、2006年に比べて18年はおよそ280万人増えていて、障害者雇用の必要性が年々高まっているのが分かります。

今回オープンしたサテライトオフィスでは、障害者の活躍の場を広げていきたいとしています。