アパレル店舗も誘致断念 完成は2年遅れに

また、福島市の木幡市長は市議会に、当初、複合施設に入る予定だったホテルだけでなく、アパレル店舗のテナント誘致も断念したことを明らかにしました。

理由については、駅前に集客力のある施設が減っていること、そして企業や働く人が少ないことなどをあげています。

これまで市民を対象にしたタウンミーティングなどで、商業施設を望む声も多く上がっていましたが、木幡市長は方針転換について「複合施設は飲食店が中心」「コンベンションホールなどを活用して駅前に人の流れを増やしたい」など、市としての考えを説明しています。

また、完成の時期は当初から2年遅れて2028年としていますが、さらに遅れる可能性もあるということです。市は今後、見直し案をまとめて6月の市議会に示すことにしています。