「人と会うことがストレス」薬物使うと高揚感

村杉被告は起訴内容について「間違いありません」と認めました。

薬物に手を染めた理由については「お酒が飲めず、人と会うことがストレスだった。仕事に行っても他人と話すことが苦手で、普段汗をかかないが、人と話す時に汗が出た。薬物を使うと高揚感で、気持ちが楽になった。ストレス解消になった」などと話しました。

また、弁護人から役者の仕事はどうするか問われると「人前に立てるとは思っていない。役者に戻ろうとは考えていません」と答えました。

そして「本当にこのような事件を起こしてしまい、私1人のせいで(所属する)大人計画のみなさんや家族、みんなを傷つけてしまって、償っても償い切れない。一生、自分は悪いことをした、申し訳ないことをしたという気持ちを忘れずに生きていきたい。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

裁判は12日に結審し、検察は「常習性、依存性は根深い」などとして懲役10か月を求刑しました。一方、弁護側は、芸能活動を絶っていることや医師の治療を受けていることなどから情状酌量を求めました。

判決は、3月27日に言い渡されます。