自慢の歌声を披露です。福島県いわき市にある介護施設を利用する人たちのカラオケ大会が6日開かれ、盛り上がりました。

会場に響く歌声、この日のために練習を重ねてきました。
歌っているのは、いわき市にあるデイサービスやグループホームを利用する人たちです。
舞台は、いわき市のホール「アリオス」このステージに立ったのは毎月行われる予選会を勝ち抜いた人たちだけです。7人の出場者は、自慢の歌声を、大勢の観客を前に披露しました。馬目充之さん(83)は、晴れの舞台に家族が応援に駆けつけました。

【馬目充之さん】
「私はこういう舞台に上がったのは初めて。緊張してどうかなと思ったが何とか楽しく歌えました。」


橘高クメさん(91)は前回大会で準優勝の実力の持ち主です。

【橘高クメさん】
「施設に来て6年になります。良くなったので歌が歌えるようになりました。」


大会を企画した介護施設ツクイでは、「何歳からでも主役になれる」とこれからも、利用者の夢を叶える活動を続けたいとしています。