俳優の浅野忠信さんが、都内で行われた映画『かなさんどー』公開記念舞台あいさつに松田るかさん、堀内敬子さん、監督をつとめるお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリこと照屋年之さんと共に登壇しました。

同作は沖縄県伊江島を舞台に、照屋監督独自の死生観と笑いを交えて描く、愛おしくて切ない心揺さぶるヒューマンドラマとなっています。

6年ぶりの長編映画を手掛けた照屋監督は”やっとです。映画は2年前にできあがった。作品は我が子のように可愛いので。出産という苦しいのを経ての我が子、今もう2歳になりました。その2歳の我が子をやっと観てもらえるので嬉しいです”と感慨深げな様子。

さらに照屋監督は、”血と汗、努力の詰まった作品。それが公開される良いタイミングでゴールデングローブ賞受賞ありがとうございます!”と先日、第82回 ゴールデングローブ賞®︎にて助演男優賞を受賞した浅野さんに一礼。続けて、”本当にいい追い風。乗っかり商売させていただきます。テレビの前で叫びましたもん(笑)浅野さん、ありがとう!”と話し、会場を笑わせました。

浅野さんは、沖縄での撮影について”撮影だったんですけど、沖縄にいれるということで癒された。海も綺麗で、つい泳いでしまったりして”とにっこり。すると。照屋監督は”本当に迷惑でしたから!この人の役は病人なんです。余命も出てるんです。なのに「監督、ホテルの前が海だから泳いじゃいました」って言ってて。病人なのに日焼けしてもらったら困るんです!”とツッコミ。あきれた様子で”ほんとに自由な人なんですよ。撮影の合間に入院服姿で普通にスーパーとか行っちゃって。「浅野忠信が沖縄で入院してる」って思われちゃうから”とプチクレームを入れていました。

本作のキャッチコピー「愛おしい秘密」にちなんで自身の秘密を問われると、浅野さんは「スピーチ考えていました」と回答。 ”ゴールデングローブ賞®︎ の時、ほんとはすごいちゃんとしたスピーチを考えて、毎日練習して暗記してたんです。名前を呼ばれた瞬間に全部飛んじゃったんです。逆に真っ白になってよかった。まともに話したら、現場がシラ~ッとしたかも知れない”と裏話を明かしました。
【担当:芸能情報ステーション】