雪の量は暖冬に無関係!冬の平均気温によって決まる!
「暖冬なのに雪が降った」という声もありましたが、まず暖冬かどうかを決めるのに雪の量は関係ありません。
暖冬かどうかを決めるのは「冬の平均気温」です。こちらは2020年までの30年間における年度毎の仙台の平均気温を低い順に並べ替えた図です。

30年分の年度ごとの冬の平均気温を低いものから順番に並べ、「低い」、「平年並」、「高い」の3つに均等に分けます。この「高い」に分類された3.5度以上の年が「暖冬」ということになります。

この冬、冬の平均気温が、「高い」に分類される可能性が高めに予想されたので、暖冬傾向の予想が出たというわけです。
したがって、暖冬かどうかは冬の平均気温によって決まるので、短い期間に平年より低い気温が観測されたからといって、暖冬ではないということではありません。この冬が本当に暖冬だったかどうかは、冬が終わった3月に確定します。
冬はまだまだ続きますが、この年末年始の気温は平年より高い日が多い見込みです。
例年より暖かい傾向ですが、一日の寒暖差が大きい日もありますので、年末年始に体調を崩さないように注意してください。







