宮城県内では、風力発電事業の計画が各地で進められています。
県によりますと稼働中や建設中を含めると県内の風力発電事業は▼19件あります。川崎町や丸森町のほかに加美町などでも計画されています。
石巻市と気仙沼市ではすでに稼働中です。
事業を進めるためには事業が環境に及ぼす影響について評価を行う環境アセスメントの手続きが必要です。その流れには「配慮書」「方法書」「準備書」そして「評価書」の4段階があり、自治体や住民は、それぞれの手続きで意見を述べることができます。
川崎町は「配慮書」の段階、そして丸森町は「準備書」まで出来ていましたが、最後の「評価書」の作成は当面、延期されることになりました。
白石市と七ヶ宿町にまたがる七ヶ宿長老風力発電所事業は、「評価書」まで進んでいます。