小さな体に鉄の意志を秘めたプロレスラー、センダイガールズプロレスリング DASH・チサコ選手。旗揚げから18年目に突入した「仙女」で、彼女はその過去と現在、未来を担っています。去年、試合中に右肩のじん帯断裂という大けがをしましたが、その試練を乗り越え見事リングに戻りました。その復活劇には、ある俳優の存在がありました。
周りからは「無謀な決断」と言われ
DASH・チサコ選手が、17歳で飛び込んだプロレスの世界。高校中退で経験ゼロ。当時は無謀な決断だと周囲から否定されたといいます。

DASH・チサコ:
「もともと音楽がすごい好きだった。バンドを学生の時に組んでいたりして、そうしたら色々と受験とか人間関係とかがあって、みんな音楽を離れていって、自分のやりたいことって何だろうと思っていた時にプロレスに出会って。思い切って高校を辞めて寮に入って。でも毎日、寮と道場の行き来。基礎やらなくても全然いけるでしょ、みたいな、なんでそんなにやらなきゃいけないのみたいな。もう本当に何でもけんか腰な感じで考えてしまうというか。そういう子供の幼いというか。まあよくないんですけれど」

当時17歳のインタビューです。

DASH・チサコ(17歳当時):
「(Q一番つらいのは?)つらいのは…、全部…」